唐津ゲストハウス 鳩麦荘
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変わりゆくまちに思うこと

23/2/2018

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わたしはいつも、
何かのことばかりを話してしまいがちだけれど

なんだか無性に
だれかに
読んでくれているあなたに
今わたしが思っていることを伝えたくて

こんなふうに
ぽつり、ぽつりと話し始めている。


わたしが暮らしているこのまちは
しなやかで
したたかで
それでいて
滔々と月日が流れる
静かに息づく小さな城下町。


時折
だれかにとっての大切な何かが創られ、出現し、
また
だれかにとっての大切な何かが壊され、消失する。

ひとが生まれ、死んでいくことと同じように。


ずっと自問自答していた。



変化は暴力であるのか。


彼方此方で聞こえてくる、
「まちづくり」の一声。


わたしは独り言ちで呟く。

"まちづくりという優しい名のついた(或いは意図的に置き換えられた)再開発"


わたしは思い考える。

“まちづくりの本当の言葉の意味は生活"


まちで生活するということが
まちと生きるという行為そのものが
まちをつくるということ。



時代とともにひとは変わる。
時代とともにまちも変わる。

でも生活によってもたらされた恣意的な変化は
決して暴力的なものではなく
もっともっと優しく、穏やかなもの。

これこそが
まち(の歴史)をつくるということ。


わたしも
唐津に住んでいるあなたも
唐津を旅しているあなたも

「まちづくり」を言葉にするあなただって

今、この瞬間に
まち(の歴史)をつくっている。


まちづくりは日常の中で紡がれる。
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